『アメリカが既存のNielsenのC3/C7を捨て、新たなカレンシーを設置する理由とは?』
月刊ニューメディア誌「Mr.Tedのアメリカ最新メディア速報」を連載、ニューメディアツアーでも全面協力していただいている、在米放送アナリスト「テッド若山氏」がCES2024でも注目される“米国放送広告カレンシーの最新の動き”をレクチャーするオンラインセミナーを開催することになりました。アメリカの動きから日本の放送・メディアのビジネスモデルの参考となる必見のセミナーとなります。是非ご参加のご検討をお願い申し上げます。
講師:テッド若山氏
セミナーは終了しました。アーカイブ(録画)視聴ご希望のお客様はyshirasaki@tsgoabroad.comへご連絡ください。
開催方式:ZOOMオンラインウェビナー
【内容】アメリカのTVネットワーク事業者の団体のJoint Industry Committee(JIC)はNielsenのC3/C7に変わる新しい放送広告カレンシーを設置するために、3つの新しいカレンシーを暫定的に認定した。2024年のUpfrontは新しいカレンシーでの取引になる予定だ。この背景には放送からコネクテッドTV(CTV)でのストリーミング視聴へのシフト、デジタル広告との競合、Direct-to-Consumer(DTC)の黒字化等の理由がある。日本の放送事業者もCTVからの収入増加が必要になっており、この動きに注目する必要がある。
・日本のテレビ・デバイスの視聴時間は2018年から2022年では14%の減少だが、アメリカではCTVの利用が増えていることで、減少は2%。
・アメリカのTVネットワークのDTCの収入は増えているが、まだ赤字。黒字化には既存の広告のモデルを変え、CTV広告収入を増やす必要がある。
・TVネットワークはブラウザー、モバイル、CTV、既存の放送向けにコンテンツを提供しており、コンテンツが広告媒体と考えており、デバイスに囚われない、統一したカレンシーを必要としている。
・CTV広告はデジタル広告であり、Google、Netflix等のインターネット系企業、それにRoku、Samsung等のデバイス事業者も参入している。
・CTV広告は放送広告とデジタル広告の融合である。TVネットワークはCTV広告でのリーダーシップ取るために、JICを設立し、マルチデバイス、ビッグデータ、そしてインプレッションベースのカレンシーを確立しようとしている。
・Googleもデジタル広告の大手だが、Fire TV、さらに視聴者の購買データも持つAmazonのPrime Videoの広告化がTVネットワークへの大きな競争になる。特に、放送事業者のCTV化が遅れている日本では、AmazonがCTV広告を独占する可能性がある。
◎参加費:
❶一般参加者:5,000円(不課税)
❷THE COMPASS購読者:3,000円(不課税)
❸ニューメディア12月オンラインセミナー「韓国イノベーションの現在地」参加者:3,000円(不課税)こちらのセミナーの詳細は下記から確認いただけます。
❹ニューメディア「CES2024」現地取材パッケージツアー参加者:無料
◎アーカイブ(録画)視聴:当日LIVE参加できない方、復習用に1月8日までのアーカイブ(録画)視聴付き
◎参加申し込み:下記リンクから必要事項登録をお願い申し上げます。
登録後24時間以内に登録のアドレスにお支払いのご案内メール(請求書含む)が届きます。
■お問い合わせ
株式会社T.S Go Abroad 担当:白崎
Email:yshirasaki@tsgoabroad.com
電話:070-4155-7007